春の食養

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春の食養

店主のブログ

2018/04/20 春の食養

最近は暑かったり寒かったり、気温の差が激しくて、からだがそれについていけませんね・・・
東洋医学的にみて、春というのは万物が活発になり生長し、発育する季節で、風が吹き上がる。
風は善行数変(よく動き、よく変わる)これにより、気温もめまぐるしく変化しながら暖かくなっていきます。
それにしても、チョット寒暖のさが激し過ぎますねぇ。
春は五行で木、五気で風、五化で生、五臓で肝、五志で怒、五味で酸です。
人体に風邪が影響を及ぼしやすく、肝気が上昇して怒りっぽくなり、冬にたまった濁気の内熱で陰液が足りないので、陽気も上昇します。そのため、精神疾患、高血圧、不眠、めまいなどが起きやすくなります。木克土なので、肝の不調は脾胃の消化機能にも影響を与えます。
これらを考えて、春の食養では、肝気の流れを調節する(理気)、きんかん、ゆず、すだち、グレープフルーツ、など柑橘系、ジャスミン、カジキマグロ。陰液を補うもの、山芋、黒豆、きくらげ、エリンギ、アスパラ、人参、ほうれん草、ハマグリなどの貝類。血を補うもの、黒豆、アーモンド、きくらげ、人参、ほうれん草、プルーン、牛肉、豚肉、レバー。脾胃を強めるもの、穀類、豆類、キャベツ、鶏の砂肝など。解毒作用(清熱)のあるもの、たらの芽、たけのこ、菜の花、セリ、フキ、オリーブ(種実)、しじみなど。
簡単に言えば、やはり季節にあった旬の食材が良いということなんでしょうね。地元で採れた旬のものをおいしく食べて、からだもこころも健康でいきましょう!

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