足元からの腰痛。

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先日、急にひどい腰痛になり来店された患者さん。

ギックリ腰ではなくて、久しぶりにヒールで歩き回ったのが悪かったんだろうと本人。

からだを調べてみると、仙腸関節の上部辺りに痛みが強いようです。

碓井流活法の腰痛パターン＋α、殿部の残ったところに鍼、ふくらはぎに張りがあるので指圧で取って仕上げの引き鍼。

だいぶ動けるようになり、痛みは半分以下になったのでようすをみてもらうことに。

仕事が忙しく、10日後2回目の来店。

１回目の治療で動けるようになったがまだ痛みがあり、あおむけで寝たくないと本人。

思ったより抜けが悪いので、刺激を変えて今度は術伝流鍼灸で施術。

また痛みは減ったが、仙腸関節の上部の痛みが残る。

う～ん

と考えていると、以前ある先生の本に書いてあったコラムを思い出す。

なかなか治らない腰痛が改善してきたとき、足の指４・５間ラインと外踝のぶつかったところが膨らんできた人がいたと。

ためしに外踝の前下方を押してみると、物凄く痛がった。    これかも！

足裏の方から指圧(通し)で押すと、頭の方まで響いて腰の痛みが抜けていく。

しばらく押して足の痛みがなくなると、腰の痛みもほとんどなくなった！

やっぱりこれでした。

患者さん本人がヒールで歩き回ったのが悪かったって言ってたんですよね。

うーん、まだまだ未熟者ですねぇ・・・